2.『商品』なのは女性ではなく男性

◆これは「なるほど」と思わせられたお話。

 一般に、欲求不満男は女性を『商品』だと考え、それを手に入れようとデートに誘う。映画やディナー、プレゼントの数々でその心を買おうとする。しかし実は、商品は君たち男のほうなのだ。ただし誰かれなしに売られるのではない―よい顧客となりそうな、選ばれた女性たちを相手に売りに出された商品なのである。(中略)

しかし忘れてはならない。君がどんな男であるかをしらなければ、誰も君を買いたいとは思わない。だから、君の人間性や値打ちを試供品がわりに示す必要がある。この辺を誤解されている男性の場合、「いかに相手の女性のことが好きか」にフォーカスしてしまって、「相手からどう好かれるか」がおろそかになってるような。自分の方が「商品」であることを意識して、相手にその価値を認識させないといけないんですね。