「できる人」が仕事を変える!会社を変える!

  1. 「できる人」こそ、官庁や大企業ではなく、ベンチャー企業に参加して、新しい日本の経済を担って欲しい。
  2. 言われたことに耳を貸さない経営者の会社はもう終わっている。時代錯誤で人が離れていく。経営者の意識が今についていかないと、社員はやる気を失い、表情もさえなくなる。少しでもやる気を残している者は、もっとマシな環境を求め、外へ飛び出す。
  3. 船が沈みかけたら、ネズミが外へ逃げていく。人材面から言うと前後が逆。ネズミが逃げていき始めたら船は沈む。人が逃げていくから、会社はつぶれる。
  4. ほとんどの経営者が事業を長期的な視野から見ることができない。昨日と同じことをしていては、売り上げがおちるのは当然。「顧客志向」、「顧客主義」にこだわるのは、マーケットの変化をいち早く感じているからに違いない。
  5. 人間は考える葦であるという言葉があるが、考えるレベルを徐々に引き上げていくと、人間だれしもこれに当てはまるとはかぎらないようである。考えることは習慣。日常レベルにも頭を使う習慣があるかは人次第。
  6. いい会社とは社員1人1人が考える習慣を身につけている会社。それはトップなりリーダーなり指導者の指導の仕方におうところが多い。
  7. 良く考えてやれ、絶えず工夫しろ、と言っている企業では当然社員も考えて行動することに順応していく。
  8. 営業マンが売り上げ目標を達成するために必要なのは、「気合い」ではなく「ロジック」。なえず業績があがらないのかという原因を分析し、対策を練る。業績をあがえている企業は常にトップに位置する営業マンには、必ずロジックが存在する。彼は綿密な戦略を積み重ねて、絶対に勝てるロジックを組み立てている。「勝者のロジック」を身につけるには、ロジックで物事を考える習慣を身につけなればならない。
  9. 論理的に分析する習慣。正しいロジックが組み立てられるようになれば、どんな仕事をやっても、必ず成果が出せるようになるだろう。
  10. 一流といわれているスポーツ選手は、プロセスを重視。ただし、結果が悪ければ、評価はそれまでと割り切っている。一流選手がプロセスを重視するのは、「自分の限界」で戦っているから。手を抜かないでぶつかることを自己評価の基準に置いた人は、本物のプロセス重視の人間。
  11. 結果を出せない人間は、一ヵ月後、一年後に、自分はどうなっているべきなのか、どうなっていたいのか、という設計図を描かないまま仕事をしている場合が多い。
  12. 仕事に着手する前に、結果を咲きに出していくこと。そのために、今日、今、なにをすべきかを考える。それが「一年後に設定した目標」を達成するための設計図。仕事ができる人間は必ずと言っていいほど、結果から考え、それに基づいて熟考したあげく適切な設計図を持っている。
  13. 設計図があってもそれがずさんであれば、いい結果は期待できない。適切な設計図を書くためには、想像力が必要。想像力とは、自分の何年後かの姿を具体的に想像すること。
  14. 職場に理想の先輩がいたら、ぜひその人をしっかり見て、自分との違い、自分に不足しているもの、それを身につけるためにどうすればいいのかを考えることが必要。
  15. 交渉の場において主導権を握るということは、言い換えれば、「その高尚を先に打ち切ることができる立場にある」ということ。業務提携などにおいては、「提携解消しても損害が少ないほう」が、当然のことながら、主導権を握ることになる。主導権を握るためには、相手側に、より大きなメリットを与える必要がある。しかし、主導権を握る=相手より少しでも多くのメリットを得る、と勘違いしている人が多い。
  16. 利益さえ多く取ることができれば、それに勝るものはないと、主導権を握ることによって相手以上のメリットを得ようとする人が多いがそれはナンセンス。相手以上のメリットを受けた時点で、主導権は相手に移ってしまう。
  17. 主導権を握れない営業マンの多くは、自分のメリット(自分の売り上げ)ばかりを考えている。主導権を握り、対等に話がしたいのであれば、もらった金額以上のメリットを相手に与え続けるしかない。「どうすればより多くのメリットを顧客にもたらすことができるか」を常に考える必要がある。
  18. だまされた直後は怒りで一杯になるが、一段落すると、相手のことを思う余裕も生まれてくるが、失敗の時と違い「その後の教訓にしろ」というには、割り切れないものがあるところが難しい。相手を信用しているからこそ、簡単に裏切れないような状況を用意しておくべきだ。