トラック野郎

それは、いつも通り唐突な夢での出来事だった、

大型トラックの運転手となり、全国行脚するというものだった。

雨の日も、風の日も、大きなそして控えめなデコトラを操り、届けに行く。

変わり気のない、半ば鬱屈とした日々のようであり、変化の日々のようでもあり。

そんな日々が続いていく。

そういう夢だった。