アフロ

高校の頃、かわいらしい女性が好みだった。



その例に漏れなく、同じクラスのミクロ系の可愛い子に恋をした。



その子を想うだけで、幸せな気持ちになれたし、



その子を想うことで、何でもがんばれた。



ところが、そんな淡い思いをあっさりと打ち砕く夢を見てしまうのだった。



その子がアフロに。



自分の中で、彼女の像が一気に崩れ去った夜だった。